パリ・コンサート- キース・ジャレット

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キース・ジャレットのパリでのソロ・コンサート(1988年)。この演奏の特徴は、バッハなど、バロック風のテイストが強いことだろう。対位法的な要素も感じられる。完全即興でこれだけ入り組んだ、完成度の高い音楽ができるということ自体驚異的だ。

さすがバッハへの造詣が深いキース・ジャレットだが、やはりジャズピアニストならではの響きが微妙に混ざり、美しい世界を作り出している。

数あるキースジャレットのソロ・コンサートの中でも、ベスト3に入る名盤だと私は思う。とにかく聴いてみるべし。

Best WishesII~Next Door -千住明

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千住明さんの作品集。フルオーケストラの壮大な曲からピアノ中心のしっとりした曲まで、様々な内容を楽しめる。どうやらCMとかドラマとかのテーマソングらしいが、どれも「音楽作品」として素晴らしい。

蛇足だが、2曲目のピアノ協奏曲「宿命」、いい曲なんだけど、ベートーヴェンのピアノ協奏曲とか、チャイコフスキーの交響曲とかの旋律が所々聴こえてくる気がする。気のせいだろうか???