ラグタイムってのは、1870頃からアメリカで広まったピアノ様式で、左手の「ズンチャズンチャ」という伴奏(ストライド)と、シンコペーションのメロディーが特徴です。
代表的な作曲家はスコット・ジョプリン(1868-1917)。メープル・リーフ・ラグやエンターテイナーという曲が有名ですね。CMなどでも流れているので、耳になじみのある方も多いかと思います。
楽譜も売られていますが、作曲者本人や様々なピアニストの演奏を聴く限り、スウィングして演奏したり、即興的なフレーズをちりばめたり、色々アレンジする場合が多いようですね。この手の音楽は、あまりキッチリ楽譜どおりに、という感じでもないんですかね。
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あと、マルティン・シュピッツナーゲルという人の演奏がすんげー上手いので、掲載しておきます。