ゲルギエフ:ショスタコーヴィチ 交響曲4〜6番

芸術家も政治とは無関係でいられません。特に20世紀ソヴィエトの作曲家は、スターリン政権による文化芸術の統制のもとでの活動を余儀無くされました。その代表格ともいえるのがショスタコーヴィチ。

斬新な手法が盛り込まれている交響曲第4番。しかしこの曲が完成した1936年に、オペラ《ムツェンスク群のマクベス夫人》が「ブルジョワ的で形式的」と批判を受け、「ヤバイ」と感じたショスタコさんは、第4交響曲の初演を取りやめ、社会主義リアリズムに沿った第5交響曲を書き上げます。

第4交響曲と第5交響曲。この2つの交響曲を聴き比べてみると、「社会主義リアリズム」がどんなものか、ということがわかります。

ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ

ショスタコーヴィチ(1906-75)というと、15の交響曲で有名ですが、ピアノ音楽の分野においても素晴らしい作品を残しています。 その1つ、「24の前奏曲とフーガ」はバッハへのオマージュといえる作品。バッハの「平均律クラヴィーア曲集」からの影響を受けた古典的な作風ながらも、この作曲家らしい近代的な響きが印象的な、感動的な作品です。

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