ショパン・ライヴ 1950’s – アルフレッド・コルトー

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コルトーは「正確さ」や「速さ」では今のピアニストの規準に満たないかもしれないが、ルバート感覚が素晴らしい。音の波が押し寄せては消えていくというような心地よい流れを作り出している感じだ。「24の前奏曲」では、各曲の性格を捉え、24それぞれの世界を表現している。本当の意味でピアノを自在に操っていると思う。だからコルトーは未だに「巨匠」として語り継がれているのだろう。